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イ寺うぇぶ講座2005年10月21日 本当にブログで物が売れるのか?について考えてみよう!
最近、メールマガジンマーケティングの価値が下がったという話をよく聞く。開封率、購入率共に一時期に比べ、明らかに低下したという。元々、メールマガジンはネットショップの強力なマーケティングツールである。この価値が低下するということは、今後の店舗運営に大きな支障をきたしてしまうのは明白だ。勿論、その理由はいくつか考えられる。同マーケティングを行うショップの急激な増加と既存店舗による配信回数の増加がその大きな要因であろう。 結果的に、既にこのマーケティングの勝者であったメガショップはよりコストと比重をかけるようになり、会員の獲得や配信、技術向上に日々研鑽していくこととなる。もうコストや手間がかからないマーケティングといえない日はそう遠くないかもしれない。そういうこともあってRSS配信と検索優位神話を前提としたブログの利用が、それに代わるマーケティングになるという説がでてきたのだ。 結論から書く。僕が知り得る限り、現状においてブログはネットショップ物販にとっては、メールマーケティングの代替とはならないと思う。今回は具体的事例をまじえて、その理由を考察してみよう。 まずメールマーケティングの特徴であるリーチ(到達率)は、ブログのRSS配信で、その代わりになるとはとても思えない。メルマガを、新聞の折込チラシやテレビのCMに例えるとわかりやすいだろうが、研究者ではあるまいし、チラシやCMだけを見る人はいないということだ。その意味でもメールマガジン=マスメディア、ブログ=ミニコミという図式が成り立つ。 では、ブログのもう一つの特性である検索優位に関して考えてみよう。ブログは確かに検索に関する優位性を持つ。特にグーグルに関しては、圧倒的な優位を持ち、一部キーワードの上位ではブログだらけであったりする。しかしながら一部キーワードで検索の上位にネットショップが来たとしても、それが集めてくるアクセスで、メルマガの補完をするに足りる数字だとはとても思えない。またアメリカならともかく、日本での検索のシェアは、グーグルからYSTに移ったことも考慮すべきだろう。 さて、それではブログがネットショップのマーケティングにおいて、全く利用価値はないのか?いや、実は、それも短絡的な発想だ。角度を変えてブログの特性を見ればいい。CMS(コンテンツマネージメントシステム)としてブログはその価値をおおいに発揮する。 具体的な事例―僕が管理しているブランドのコーチ専門店|Cocoachop Japanでは、OSコマースで作ったサイトとブログサイトの両方を別々のURLで公開している。別々に存在しているという意味ではなく、本サイトとブログサイトが両輪で連動することにより、更新を簡易化したり、二重にすることで検索の露出回数をあげている。ブログのよい部分(更新性、簡易性、検索性)を得ながら、通常サイトに呼び込んでいるという訳だ。 また先でブログサイトは、ミニコミと評したが、例えばアフィリエーターとして間接的に利用するならば、その販促ツールとしては活用できたと言えるのではないか?ブログは、簡易性が高いため、素人にもサイトが構築しやすい。アクセスこそ、微量だが、ミニコミだけにバイラルマーケティング(口コミ)要素を持つため、一アクセスの密度が濃い。つまりブログサイトをアフィリエイト経由で小さな一支店として持ち、それを効率よく大規模に集めれば、メールマーケティングの代替になると言えるだろう。 このブログのメッセージ性の高さ、それにあった商材であれば、販促も可能だと思う。例えば、コンサルティングや各種サービス、行政手続きの代行などがそれにあたる。このようなメッセージ性が高いサービスの販売には、ブログサイトが適している。 今回はブログを利用したネットショップとしての販促、その具体的な手法を考えた。ブログは、メールマーケティングではない、とって代わる必要もない。インターネットの素晴らしい技術の一つとして輝けばいい。ブログがあれば、全てが変わる、マーケティングも変わる、そういう風潮に対して、ネットショップの事柄だけに限定して書いてみた。 最近のエントリー
Eコマース侍・平山泰朗の寄らば斬る!ネットショップの非常識 ネットショップで儲けるための最新のウェブ技術とその利用方法を具体的な例を明示しながら解説する、本物の店主になるための「炎の道場」。月刊ネットショップ&アフィリ誌上にて好評連載中。 → 定期購読(送料無料)はこちら 連載:平山泰朗(ホームページ制作会社代表、全国イーコマース協議会理事長) 関連リンク:株式会社ウォークスコミュニケーションズ、闘う!イ寺ブログ、平山旅館、壱岐もの屋、TRUSTe(トラストイー)個人情報保護法対策パック、会社設立JP |
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